「源氏物語を読む会」報告

投稿日 2017年12月17日

「源氏物語を読む会」 第21回報告
 2017年12月14日(木)

 この日は、ふだんと異なる講座となりました。
 久保貴子講師は先に「いずれ、この会では源氏物語を原文で読むことになるでしょう」とおっしゃっていました。それが始まったのです。
 みごとな筆文字のプリントが1枚配られ、その中には@、A(画像参照)の記入がありました。これは名高い古写本で源氏物語「夕顔」の第3章、「源氏、歌に興をおぼえ、返歌を贈る」です。
 プリントを見入る会員たちに「現代の私たちが読もうとすると、句点や句読点がないし、さらに濁点や半濁点もない。ですから読めないね、となりがちです。しかし、読めるようになるにはコツがあるのです」と話して、@から、読解が始まりました。
 参考にするのは、別に配布された変体かなの読み合わせ一覧表。「最初の文字は漢字です。漢字は無視して、かな文字から読みましょう。2文字目、これは何という字なのか、一覧表から探します」。講師の指示で会員たちは、これが「あ」で、「安」という漢字を崩して出来たものと納得。
 こうして進んで、やっと「心あてに それかとぞ見る白露の 光そへたる夕顔の花」という和歌へ着きました。
 「読み進めてみると、1行の中で読めない文字は3つか4つでしょう。最初の半年間はいちいち、文字を確かめてください。すると、目が慣れてスラスラ読めるようになるのです」。
 初めの一歩を踏み出した会員たちは、コツを伝授されると意欲が湧いたよう。「ホントに読めるかも」という驚きと喜びが広がりました。 (玉木記)

 宿題はAから先を読んできてくださいとのこと。
次回は「若紫」の巻からです。 

今後の日程は以下の通り        
1月28日(日)  9時半開始、11時から茶話会(希望者)
2月8日(木) 10時半から
3月27日(火) 10時半から

日野稲門会員=北川賢治&勝子、京極英二、小林知子、鈴木武彦、鷹尾清文、玉木雅治&ちづ子、その他一般会員、計22人

          

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