「源氏物語を読む会」報告

投稿日 2018年5月11日

「源氏物語を読む会」 第25回報告
 2018年4月26日(木)

 新しいスタイルが始まります。
 この日久保貴子講師は、持ち重りのする資料(A4)を配りました。その数17枚。筆文字がびっしり続き、ところどころに@、A‥と円内数字が書いてあります=写真。
 「皆さまに、いずれは昔の方々が筆で書いた文字を読めるようになっていただきたいと申し上げてきました。お配りしたコピーにある@、Aという数字は若紫の巻にある和歌です。その歌だけを、私の言う通りの方法で読んできてください。これは宿題です」と久保講師。
 ギョッとする会員たちに、講師は、その方法を説明しました。
1‥まずコピーにある和歌を読もうとする。
2‥読めない文字にマークをつける。例えば、○印とか△印とか。
3‥その文字を活字テキストで確かめる。
4‥先に配布された資料「ひらがな=元の漢字とその崩し字」表で元の漢字を探す。
5‥崩し方や書き手のスタイルを覚える。
6‥和歌の意味は考えず、パズルを解くようこの作業を繰り返す。
 すかさず、ある会員が「先生、質問です」と手を挙げました。「@のスタートの1文字だって分かりませ〜ん」。「ええーっ、困りましたね」と講師は「特別ですよ、ではご説明します」といって、テキストからこの文字は「お」であり、資料を調べて「於」の文字の崩しであると確認する手順を解説しました。
 「文字の崩し方は人により違います。筆順だって、それが広く認識されていくのが昭和40年代です。1日1首でいいですから、継続して練習してください。1年半もすると、個体差が出ますね」とニッコリ。次回は和歌に沿って読んでいくという、新しい進め方の予告でした。   (玉木記)

今後の日程は以下の通り        
5月24日(木) 10時半から
6月14日(木) 〃
7月=未定
8月=休講


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