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「源氏物語を読む会」報告

投稿日 2020年3月15日

2020年1月17日     「源氏物語を読む会」 第43回報告
                       
この日から、新たに「花宴」(はなのえん)が始まりました。この巻のすばらしさを、久保貴子講師は文学史上の有名な話をまじえ、次のような流れで解説なさいました。
中世で最も重んじられた歌人、藤原俊成は「源氏見ざる歌よみは遺恨の事なり」と言いました。どういうことかと言えば「歌人を目指すならば、源氏物語を読んでいなければダメですね。これを書いた紫式部は本当にすごい。また、その物語の中にある『花宴』の巻は格別、優美な世界を描いているのですよ」というような意です。大歌人にこれにほど高く評価されると、「花宴」を読み始める前からワクワクしてきますね。
光源氏20歳の春。桐壺帝から厚く信任され、この若さで宰相へ昇りつめた源氏は、人生を疾走していきます。すばらしい桜の花の宴が果てたその夜、酔い心地の源氏は「朧月夜(おぼろづくよ)に 似るものぞなき」と口ずさんでやってくる美しい女人に出会います。怖いもの知らずの勢いからか、源氏は誰とも知らぬ相手と甘く強引に。実はこれが、破局へ向かうことになるとも知らずに・・・。


次回、2月21日は「花宴」を最後まで読み進む予定。
久保講師は「2月はこの巻を最後まで読んでいきます。宿題は、声を出して読み通すこと。次回、私は教室をウロついて、声の出ていない方は??と見て回りますからね」とギョッとすることをおっしゃいました。
        
・今後の日程
 2月21日(金)10時30分〜
 3月27日(〃) 〃


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